1階に増築した子供室で
祖父母と孫の交流が活発に
長男の中学進学に伴って、3人の子供がそれぞれの部屋を持てるように増築した馬場邸。それを機に様々な不具合の見直しをし、「家族の交流」をテーマとしたリフォームを施しました。

家族構成/ 7人(ご夫婦、ご両親、長男、長女、次女)
築年数/ 33年
工 期/ 44日
費 用/ 約1,400万円
■温もりのあるLDKにしたい
   
自然と家族が集まる機能的なLDKにしたいと思っていました。
帰宅する子供達が子供室へ向かう際は、必ずLDKを通り抜けるように動線を計画しました。それによって、ご両親とも顔を合わせ、自然と家族のコミュニケーションがはかれます。また、奥様の不満であった家事動線の悪さを解消するため、納戸とダイニングキッチンを合体させ、工務店さんのアドバイスで空間を広く使えるI型システムキッチンを採用し、納得の動きやすさです。キッチンをサニタリーのそばに配置し、水まわりを集中させ、さらに開放感と明るさを出すため天井を上げて大きなトップライトを設けました。 ここから差し込む光は、隣接するご両親の寝室にも届きます。子供室とご両親の部屋に挟まれ、家族の気配が途絶えないLDKとなりました。

■両親の部屋を明るくしたい
     
ご両親の部屋に窓がないので、圧迫感があってくつろげないのが悩みでした
ご両親の部屋は、全ての面をオープンにできる引き戸にしたため、驚くほどの開放感です。広縁を介してのやさしい日差しと隣接するLDKからのコミュニケーションに包まれ、帰宅したお孫さんとも必ず顔を合わせることができます。
窓のない寝室も、引き戸上部にすりガラスを設置したため、広縁に面した和室からの光が入り、明るくなりました。

■子供達に個室を与えたい
       
長女だけが個室だったため、長男の中学進学を機に、個々に部屋を与えたいと思っていました。
今回増築した部屋は、長女と次女の部屋。LDKに隣接した子供室は将来子供達が独立した後のことを視野に入れ、間仕切りには引き戸を採用。自由に開け閉めができ、必要に応じて2部屋をオープンに使えます。すでに、手前の次女の部屋から引き戸をあけて長女の部屋へ入るのが日常となっているそうです。
 


その解決に重要な役割を担ったのが、広縁という新たな動線の増築。このアイデアにより、自然に家族の集まるLDKを実現し、ご両親の部屋の開放感も確保。さらにお父さんのくつろぎの場所にもなるという多面性を発揮できました。またトップライトの採用など、話しあいを重ねる事によって生まれた工務店さんからの提案が、家族一人ひとりの満足感に結びついた事例です。

子供たちの個室の確保が目的でしたが、それにより家族がバラバラになってしまわないかなあという不安もありました。でも、広縁を増築したことで、帰宅した子供たちは、必ず祖父母と会話を交わしながらLDKを通り抜けて、子供室へ向かいます。
キッチンにいても子供たちや祖父母の気配を感じることができ、大変だった家事がウソのように楽しくなりました。工務店の方が、思いもつかなかった幾つもの提案をしてくれたおかげです。
明るくて広いLDKを中心に、家族全員の会話が弾むようになりました。

 

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