健康的でモダンな、ゲストハウス
5年前、東京のマンションから転居してくる際に、築30年の母屋を建て替えた小久保様ご一家。そのとき残した離れを、片流れ屋根と丸窓が目を引く個性的な外観のゲストハウスとして一新しました。

大阪府堺市・小久保邸
家族構成/2人(ご夫婦)
築年数/5年
工期/130日
費用/約2,500万円
■こだわりの和室が欲しい。
       
母屋がすべて洋室のため、ゲストハウスには本格的な和室が欲しいと思っていました。
伝統的な書院造りに琉球畳や装飾的な建具を取り入れモダンな和室に改装。天井にはサワラの網代貼りとヘギ板のよろい張りを組み合わせ、床柱には絞り丸太を採用。腰張りふすまの引き手には天然流木を採用するなど細部まで凝りに凝った仕上げにしました。さらに電動昇降型の堀りゴタツを採用するなど機能面も充実してます。


■心安らぐ空間を作りたい。
       
ゲストハウスにふさわしい、光や明かりにこだわった空間が欲しいと思っていました。
天井高6メートルの開放的な洋室には高窓やボウウィンドウ、そしてカーブを描いたガラスブロックを配置。昼間には穏やかな採光を取り入れ、夜には明かりが漏れ美しいシルエットが浮かび上がる効果的な演出を施しました。 また、健康への関心の高まりから、和室の壁は珪藻土とし、壁下地と押入れには、消臭・調湿・抗菌などに優れた木炭塗料を採用。洋室の壁は、調湿機能のあるエコロジカルなタイルを用い体にやさしい素材選びとなりました。 そのほか、ムク材のドアや腰板、床暖房入りフローリングなどが、健康への安心感と視覚的な安らぎを与えてくれます。


■長期滞在を可能にしたい。
   
訪れるお客様のことはもちろんのころ、将来にも備えた間取りが欲しいと思っていました。
宿泊されるお客様に気兼ねなくマイペースに過ごしていただけるよう、ミニ冷蔵庫やIHヒーターの付いたコンパクトキッチン・システムバス・洗面化粧台・トイレなど、最新の水まわり設備に。将来的に介護が必要になったときのことも視野に入れた間取りとなっています。


○リフォーム後のイメージを明確にしておく
こだわりが大変強いリフォームの場合、施主側と施工側とのイメージのすり合わせが大切です。今回のように実際に施工した現場を見てイメージを確認できたことが納得のいく結果につながったと思います。また、現状の状況だけでなく、将来を見据えたリフォーム設計をすることが大切です。

今回の大規模リフォームについて、ご主人にお話をお伺いしました。
希望通り、本格的な和室ができたのは、担当の工務店さんの施工したお宅を見学し、イメージを決定し、建具屋さんの提案を受けて天然流木を使用するなど、積極的にコミュニケーションできたみなさんのおかげです。以前の住まいでもリフォームは経験済みだったのですが、今回のリフォームによって私どもの家づくりは完成を遂げました。
工務店さんをはじめ、建具屋さんらのプロ魂が、完全なる「終の住処(ついのすみか)」をつくりあげたようです。

 

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